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12/19(水)Trio kleeの3人の公演の様子です。

皆様こんばんは。Webを担当しております長内(オサナイ)です。

 

まず、本日はお知らせがございます。

1月のコンサートスケジュールのチラシの印刷が大変遅れておりましたが、本日ようやく出来上がり、サンモリッツに届きました!

 

ぜひサンモリッツアフター5コンサートの最終月のチラシを手に取ってごらんいただければと思います。そしてご興味のある公演がありましたら、サンモリッツの店員にお声がけいただき、ぜひご予約ください!

もちろん、ウェブからのご予約も承っておりますので、本ホームページもぜひチェックしてみてくださいね。

 

さて、本日は全員が愛知県立芸術大学を卒業したメンバーで構成された「Trio klee」の皆さんの公演でした。

 

3人それぞれの高い演奏技術とアンサンブル力によって裏打ちされた、素晴らしい演奏の数々でお客様にもご満足いただけたのではないでしょうか。

 

リハーサルの様子

今までたくさんの方々にアフター5コンサートにご出演いただきましたが、リハーサルに関しては、かなり入念にされる方と、サウンドチェックのみを簡単に行う方の両極端に分かれるような気がします。

 

本日ご出演のTrio kleeの皆さんはかなりしっかりとリハーサルを行っていました。

 

特に、客席の様々な場所からの聞こえ方を入念にチェックされているのが印象的でした。


コンサート本番の様子。

1曲目はミヨー作曲の「クラリネット、ヴァイオリンとピアノのための組曲」でスタート。今日のコンサートとは「お食事や会話を楽しみながら聞いてもらえるような曲をセレクトした」というMCの通り、軽快な演奏でスタートしました。

2曲目は2016年のアカデミー賞も話題となったで映画「ラ・ラ・ランド」の楽曲を演奏。

3曲目はクラリネットの井上麻里子さんのソロの演奏で「ムーンリバー」を、4曲目はバイオリンの宇佐見優さんのソロの演奏で「情熱大陸」でした。どちらも高い技術に裏打ちされた素晴らしい演奏。

5曲目はサウンドオブミュージックのメドレー。この曲はTrio kleeのオリジナルのアレンジだそうで、そのアレンジにも注目してほしいというMC。それぞれの楽器の特性をいかした、良アレンジでサウンドオブミュージックの名曲を楽しませていただきました。


ここまではポップス寄りの曲をお聞かせくださいましたが、ここからは大学時代に学んできたクラシックを中心に演奏してくださいました。

後半1曲目は倉橋 祐佳里さんのピアノソロによるシューマンのトロイメライで静かにスタート。その後アストルピアソラの「天使の詩」で情熱的なタンゴの世界へ。


そしてアンコール前の最後の曲のショスタコーヴィッチの「5つの小品」では、本来バイオリン2本とピアノのために書かれた楽曲ですが、クラリネットを含んだこの3人で緻密なアンサンブルがなされており、大変聴きごたえのある演奏でした。