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10/22(月)に行われた緒川真生さんの公演の様子です。

一曲目はOver The Rainbowからスタート。
緒川さんの伸びやかな歌声と山田さんのジャジーなピアノの素敵なコラボレーションです。
1コーラス目は英語詞で、2コーラス目は日本語で歌ってくださいました。

今日のステージは「Musical meets Jazz」ということで、ミュージカルの舞台などで活躍している緒川さんとジャズピアニストの山田亮君のコラボレーションのステージ。
ジャズのスタンダードナンバーはミュージカルナンバーが多くありますので、そういった意味でとても親和性のあるコラボレーションだったように思います。

2曲目はガーシュインのBut Not For Me。この曲も1930年のミュージカル『Girl Crazy』のナンバー。ジャズスタンダートとしてよく演奏されるナンバーの一つでもあります。

3曲目は「Someone To Over Me」。この曲では日本語で歌ってくださいました。

今回、緒川さんは中日劇場のピアノを使用しての公演ができることを非常に楽しみにしてくださったそうで、4曲目では中日劇場で行われていた宝塚の公演の演目の一つの「Me and My Girl」という曲を取り上げてくださいました。

5曲目は椿姫を題材にしたミュージカルの「マルグリット」より「チャイナ・ドール」。
ミシェル・ルグランが作曲したナンバーということで、少し哀愁漂うメロディーに少し複雑なコード進行がついた洒落たナンバー。

6曲目はピアニストの山田亮さんの即興演奏のコーナー。サンモリッツでは何度か山田さんの即興演奏が行われてきましたが、この日もスリリングな展開のある素晴らしい演奏でお客様から大きな拍手が送られていました。

最後の曲は「私のお気に入り」。サウンドオブミュージックの代表的なナンバーの演奏に盛大な拍手が送られていました。

アンコールは「見上げてごらん夜の星を」この曲もミュージカルナンバーとのことです。

サンモリッツが素晴らしい歌声とピアノに包まれた素敵な一夜となりました。