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10/3(水)Full Brass Fiveの皆さんの公演の様子です。

この日は金管5重奏の「Full Brass Five」の皆さんの公演でした。

 

メンバーは女性だけで構成されていますが、パワフルかつ繊細な金管楽器の演奏を堪能させてくれました。

リハーサルの様子

この日は立奏で演奏されるということで、リハーサルの段階ですでに椅子は撤去させていただきました。

 

前回のご出演の時は座奏でしたが、その時よりも立奏での演奏がよりパワフル?なようにも感じられました。

 

二回目のご出演ということもあり、リラックスしたムードでリハーサルをされていました。


本番の様子

一曲目は聖者の行進でスタート。

軽快に1曲を演奏したあとはアートブレイキーのMoanin'。

金管五重奏で演奏するにはピッタリな選曲でした。

 

途中のMCでは初々しさを感じさせながらも、会場を暖かい雰囲気にさせてくれました。

 

3曲目のケイブルの「ニューファンドランドの情景」では本領発揮で、愛知県立芸術大学出身の皆さんによる聴きごたえのある緻密なアンサンブルを聞かせてくれました。


4曲目はイタリア歌曲の「カロ・ミオ・ベン」を金管4重奏のために編曲されたバージョンで演奏されていました。

このアレンジはFull Brass Fiveの皆さんのために編曲されたものとのことです。

 

イタリア歌曲としては定番の楽曲ですが、金管楽器での演奏を聴くのは私も初めてで、とても新鮮な気持ちで聞かせていただきました。


5曲目はウエストサイドストーリーより数曲を抜粋しての演奏。

定番の曲ですが、意外なことにサンモリッツで私がこの曲を聞いたのは今日がはじめてかもしれません。

 

Full Brass Fiveの皆さんの重厚な音色で聞きごたえのある演奏でした。

 

6曲目はバロック以前の作曲家である、ジャイルズ・ファーナビーのチェンバロ用の作品を、金管アンサンブル用に編曲した作品の「空想・おもちゃ・夢」。

バロック以前の作曲家の作品ということで、近現代の作品が多い管楽器の他の曲とは少し異なった雰囲気を楽しまれた方も多いのではないでしょうか?

 

アンコール前の最後の曲はポール・ネーゲル作曲の「Jive for Five」。

またJiveには「おふざけ」といった意味があるそうで「そんな雰囲気を楽しんでくだされば」とMCをされていました。

 

アンコール前の曲にふさわしい楽しい雰囲気の曲で、会場を大いに盛り上げました。


終演後の写真です

終演後にスタッフのJOEと一緒に皆さんで記念撮影。

 

前回もスタッフと一緒に撮らせていただきましたが、今回も一緒に撮影をお願いさせていただきました。

 

Full Brass Fiveの皆さんはサンモリッツアフター5コンサートがはじまったばかりのときにご出演いただいてますので、それから半年もたったのかと思うと、時の流れ速さを感じました。

 

今回でFull Brass Fiveの皆さんのサンモリッツでのご出演は最後ですが、今後も色々なところで演奏をされるということで、以下にチラシを掲載させていただきます。

 

ぜひそちらにも足をお運びください!